ZENBLACK
gloss CNT

CNTは世界で最も黒い物体として認定されている、純粋な炭素による線状の構造体です。CNTの入ったクリヤー塗料を既存の黒の上に塗る事で、構造色的な黒のレイヤーが生まれ、今までの黒よりさらに黒いピアノブラックを実現しました。

用途:塗料

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ZENBLACK gloss CNT

01カーボンナノチューブ(CNT)とは

カーボンナノチューブ(Carbon Nanotube以下CNT)とは、炭素原子から構成される六員環がネットワークを作り、それが単層あるいは多層のチューブ状につながった物質です。従来の化学材料をはるかに凌駕する炭素材料で、さまざまな分野へ応用が期待される一方、伊パン的な溶媒(有機溶剤や水)に対して、非常に分散が難しいため、工業化には、高度な分散技術を必要とします。

グラファイト構造

CNT(カーボンナノチューブ)とCB(カーボンブラック)

CB(カーボンブラック)とCNT(カーボンナノチューブ)

CNTは、広い共役構造を有するため、吸収波長が広い。

02CNT分散技術のパイオニアとして

トーヨーカラーは、印刷インキの主材料でもある有機顔料の合成で培った有機化学合成技術をはじめ、配合技術や分散技術を高度に融合することによって、あらゆる分野で使用される材料を提供しています。これまでのインキや塗料の製造で蓄積された合成技術とナノレベルの分散加工技術で、新たにCNT漆黒インキ・塗料用分散体を生み出しました。
トーヨーカラーのCNTは、従来の色材用カーボンブラック(※)よりも、高級感のある“黒”を表現することができます。このCNTを加工応用した漆黒インキ・塗料用分散体は、可視光線領域でフラットな透過性を持つため、カーボンブラックでは限界があったピュアな黒みを実現しました。

※カーボンブラックとは、主にゴムの補強材として、各種タイヤに使用されている炭素素材です。また黒色顔料としてインキ、塗料や、プラスチック着色材料としても使われています。書道で使われている墨の材料の煤(スス)も、カーボンブラックの一種です。

開発品と従来品の違い

  • 開発品(ZENBLACK CNT)

    開発品(ZENBLACK CNT)
  • 従来品(CB)

    従来品(CB)

CNTは、入射光が錯乱を繰り返すため、吸収効率が高い。

CNTグロス塗装の機能性評価

CNTグロス塗装の機能性評価
サンプル 明度評価 ⾊相評価
濃⾊ 淡⾊(チタンカット)
L* a* b* L* a* b*
ZENBLACK gloss CNT 0.62 0.04 -0.18 49.3 -1.24 -5.18
CB(ハイグレード) 1.51 0.05 -0.21 49.7 -1.06 -3.84

[測定条件]
濃色:顔料濃度2%により、L*を比較
淡色:チタンカットによりL*値を合わせ、b*を比較
測色値=25°、45°、75°の合計値

CNTはCBと比較し、高い黒色度と青味を有する

日本の技術が生み出した究極の黒色技術
ZENBLACK

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